山梨県

小菅 源流の村

700人の村がひとつのホテルに

崖っぷちの村とともに創る、最先端のリトリート

小菅 源流の村(山梨県)

「NIPPONIA小菅 源流の村」は、人口700人の小菅村全体をひとつのホテルと見立てた新たな古民家再生モデルです。「700人の村がひとつのホテルに」を合言葉に、村内に点在する古民家の空き家を順次、分散型ホテルに改修していきます。きっかけは、「大屋(おおや)を何とかしてほしい」という細川邸の家主さんからの依頼でした。細川邸は小菅村の旧家のひとつで、村の人にとっても大切な心のよりどころですが、3年前から空き家となっていました。

空き家となっていた細川邸を改修しましたが、あくまで分散型ホテル構想の第一弾であり、今後も改修を続けて部屋数を増やしていきます。

小菅村の現在の人口は714人(2019年6月)。昭和30年代のピーク時(約2200人)の3分の1に減少しています。このまま村の人口が減少すると、空き家問題だけでなく、首都圏の水がめである森林を維持したり、村の暮らしや文化を守ることも困難になりかねません。

古民家の再生は、これらの課題に村全体で取り組むひとつの手段です。

例えば、村内の道路やあぜ道をホテルの廊下、「道の駅」をラウンジ、小菅の湯を大浴場と見立てると、お客様は村のなかを歩き、村内の経済や交流も活性化できます。村の人たちも「村全体がひとつのホテル」と思えば、村をきれいにしたいと思うでしょう。古民家だけでなく、食材やエネルギー、「人」の経験値もそうです。循環型の SDGsのようなカタチで、村の人たちとともに、持続可能な地域を作っていくことが大切です。人口700人の村から生まれたこの取り組みが成功したら、深刻な過疎化や空き家問題に直面している全国の小さな村や集落の希望になります。

「NIPPONIA小菅 源流の村」を拠点に、多摩川源流で暮らす村の人と、流域で暮らす都会の人がつながること。お客様にこのホテルに泊まっていただいて、豊かな時間を過ごしていたくことは、小菅村の暮らしや文化、森林や源流を守ることにもつながります。

築150年を超える養蚕農家の邸宅、村の玄関「細川邸」

細川邸は150年以上前に建てられた合掌造りの古民家。もともとは村の旧家のひとつで、地元では「大屋(おおや)」という屋号で親しまれています。母屋の玄関を入ると、養蚕農家の名残りをとどめる高い天井や、煤けた炭のような色合いの重厚な梁や柱が目を引きます。見事な木材はすべて、先人たちの手によって小菅村の山から伐り出されたものです。

細川邸はかつて、天皇家に箸を献上した歴史があり、明治時代の初期には、県令や役人が村を視察に来た際の接待所にも使われていました。細川邸の改修をする際に、蔵のなかからは、江戸幕府からの指令を村人へ伝達する御触書き(徒党を組むことを禁じた内容や、キリシタンの取締文など)や、江戸幕府に献上品を届ける時に用いた「御用」の札や槍など、小菅村の歴史を知る貴重な資料や文化財が出てきたそうです。

先代の家主さんは、小菅村小学校の校長先生。奥様も先生で、自宅で子どもたちに習字を教えていました。村の年配の人たちはみんな教え子でもあり、細川邸はたくさんの思い出が詰まった場所でした。村の各家庭にテレビがなかった昭和30年代前半、近所の人たちは夕食が終わると、細川邸に集まってテレビを観るのが何よりも楽しみだったそうです。「力道山のプロレスを観て盛り上がったよ」と、近所の人は当時の記憶を懐かしそうに語ります。

「NIPPONIA小菅 源流の村」が開業したことで、かつての母屋と蔵はロフト付きの4タイプの客室に、長屋門はレストラン(22席)に生まれ変わりました。庭園の池に再び水がこんこんと流れ、真っ暗だった邸宅にあかりが灯り、小菅村の人と外から来た人をつなぐ新たな「場」ができたことを村の人たちも喜んでいます。細川邸の再生は、村のアイデンティティを守ることにもつながっているのです。

「源流」がすべてをつなぐ

700人の村のありのままの暮らし

山梨県小菅村は、多摩川源流にある人口700人の小さな村。

総面積の3分の1が東京都の水源涵養林として約100年前から保護され、ブナやミズナラなどの美しい原生林が広がる。多摩川流域450万人の暮らしを守り、うるおいをもたらす水のルーツはここにある。


小菅村は東京から車で2時間。村の95%は山林で、高齢者率は45%です。急峻な山々に囲まれ、自給自足をしてきた地域なので、保存食などの食文化が豊かです。野菜でも何でもひと手間かけて長期保存し、大切に無駄なく食べる。味噌や醤油も自分たちで作る。「独立自尊」は慶応義塾を創立した福沢諭吉の言葉ですが、自立したこの村の精神を象徴している言葉ともいえます。

ホテルから一歩外に出ると、ありのままの小菅村の日常があります。村のなかを歩くと、川のせせらぎの音が心地よく、畑で草むしりをしているおばあちゃんが笑って手をふってくれたり、道端でおしゃべりが始まります。

スピードや経済合理性を追い求める現代で、ないがしろにされがちなことを、小菅村の人たちはおろそかにしない。「今」あるものを大切にします。

お互いに助け合って、昔ながらの山村の暮らしを淡々と続けています。東京から近いけれど、小菅村はそんな「豊かさ」の源流にふれることができる場所です。

源流懐石 「24sekki」
~24の季節の移ろいを「食」で愛でる~

レストラン24sekkiは、「二十四節気」にちなんだおもてなし。

毎月2回メニューが変わり、年間に24種類のフルコースをご提供します。「二十四節気」とは、1年を24の季節に分けた昔ながらの暮らしの暦のこと。この宿でゆったりと過ごし、お食事でも季節の移ろいや小菅村の「今」を五感で楽しんで頂けたらと願っています。


風土があり、人がいて、食がある。

毎月2回、メニューが変わるので、滞在するたびに小菅村の「食」をめぐる新たな発見があるのもディナーの楽しみのひとつ。一皿一皿にシェフの想いがあり、小さな村で自然とともに暮らしてきた生産者の物語があふれています。半径500m以内でまかなえる小菅村の豊かな食の世界をお楽しみください。

小菅村の畑でとれた生命力あふれる野菜や、多摩源流の沢水で育ったワサビやヤマメ、イワナ。季節によって山菜やきのこ、ジビエなど、山村ならではの滋味も登場します。小菅村のFar Yeast Brewing源流醸造所で製造されたこだわりのクラフトビールや、甲州ワインとのマリア―ジュもお楽しみください。ご飯はおかわり自由でご用意しています。

朝食は、ふんわりと優しい味わいのだし巻玉子と、地元のお母さんたちが作るふだんのお惣菜がメイン。小菅村では今でも多くの家庭で自家製の味噌を作ります。熱々のお味噌汁とともに、小菅流の朝ごはんをお部屋でゆっくりどうぞ。

レストラン「24sekki」のコンセプトなどをプロデュースした稲垣大介氏(写真右)は、道の駅こすげの「源流レストラン」の立ち上げのほか、飲食業界で数多くのコンサルティングを手掛けてきた。料理の現場で腕をふるう鈴木啓泰シェフ(写真左)。お客様に喜んで頂けるよう、毎月2回のコースメニューの研究にも余念がない。
かつての長屋門をレストランに再生。小菅村産のヒノキで作られた大きなカウンターから窓越しに眺める景色も美しい。

700人の小さな村で、山里暮らしの「豊か」にふれる

➀ 村人とお散歩

OHYA棟から歩いていける村人おすすめのお散歩コースをご案内しています。畑のあぜ道を歩きながら村の日常の暮らしを垣間見たり、小さな祠(ほこら)や可憐な草花を見つけたり、ご希望に応じて村人がアテンドします。

②「三つ子山」ハイキング

「三つ子山」は小菅村を一望できる絶景スポット。OHYA棟から徒歩で約20分のところにあります。鳥のさえずりや風の音を聴きながら、森のなかの散策をお楽しみください。

③ お庭で焚き火

ディナーのあとは、OYHA棟の庭園で焚き火を楽しむことができます。ゆらめく炎をみつめながら、大切な人とゆったりとした語らいのひとときを。

⓸ 温泉 「小菅の湯」

宿泊者は「小菅の湯」に無料でご入浴いただけます。「小菅の湯」は、OHYA棟から徒歩で約5分。9種類の湯船があり、柔らかな肌ざわりのお湯を満喫できます。
http://kosugenoyu.jp/

⑤ サイクリング

宿泊者には、電動アシスト付き自転車を無料で貸し出ししています。おすすめスポットをスタッフに教えてもらって、集落のなかを自転車で走ると、新たな発見があるかも。

アクセス

小菅 源流の村

小菅 源流の村(山梨県)

〒409-0211
山梨県北都留郡小菅村大久保3155-1
TEL: 0428-87-9210


新宿から最寄り駅大月まで最速57分、ホテルまで送迎車で35分、最短約1時間半でお越しいただけます。


【電車でお越しの場合】

◆東京方面
新宿駅(JR中央本線特急かいじ・あずさ、もしくはJR中央線中央特快)→大月駅

<送迎接続便>
13:30発 新宿駅 JR中央本線 かいじ9号
14:27着 大月駅
14:40発 送迎→15:15 NIPPONIA小菅着

◆甲府方面
甲府駅(JR中央本線かいじ・あずさ、もしくは普通列車)→大月駅


【バスでお越しの場合】

大月駅、奥多摩駅発着のバスをご利用いただけます。大月駅からお越しの方は『井狩』(ホテルより徒歩1分)、奥多摩駅からお越しの方は『小菅の湯』(ホテルより徒歩7分)で下車ください。

◆JR大月駅-小菅の湯時刻表 富士急山梨バス 小菅の湯行
<所要時間:約1時間 金額:片道1100円>

大月駅発  小菅の湯発
09:00      07:06
13:31      10:15
18:20      14:41

◆JR奥多摩駅-小菅の湯時刻表 西東京バス 小菅の湯行
<所要時間:約1時間 金額:片道980円>

奥多摩駅発         小菅の湯発
07:38(土・休日07:25) 08:57(土・休日08:30)
10:15(土・休日10:05) 11:22(土・休日11:25)
13:32(土・休日13:35) 14:45(土・休日14:45)
16:48(土・休日16:35) 17:55(土・休日17:45)


【お車でお越しの場合】

・奥多摩駅より→(国道411号)→(国道139号)→小菅村(約30分)
・青梅ICより→(国道411号)→(国道139号)→小菅村(約70分)
・大月ICより→(国道20号)→(国道139号)→小菅村(約30分)
・上野原ICより→(国道20号)→(県道18号)→小菅村(約45分)


駐車場情報

料金: 宿泊者無料
駐車場台数: 5 台 屋外


送迎情報

あり(無料)
大月駅発着の送迎車をご用意しております(予約制)

【チェックイン時】14:40 大月駅発
【チェックアウト時】9:50  NIPPONIA小菅 源流の村発

上記以外の時間はバスをご利用下さい。

白色のハイエース 山梨ナンバー 9210
『NIPPONIA小菅 源流の村』と記載された看板を持ってスタッフが大月駅にてご到着をお待ちいたします。分からない場合は、当館までお電話ください。(0428-87-9210)

ご予約確認と変更のお手続き

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